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2010年3月11日 (木)

回り道が、近道。

「妻は元の夫に時限装置を、夫は元の妻にトヨタを贈った」先日のオスカー授賞式の司会者のスティーブ・マーティンのキツイ冗談が耳に残っている。

リコールへの対応の遅れがなぜ起こったのか、真摯な説明なく「未熟な人材のせい」という釈明では、経営の判断ミスを隠していると思われ、こんなジョークを言われても仕方がないと思ってしまう。

今年のオスカーは、リアリティとファンタジーの手法の違いがあったが「ハート・ロッカー」も「アバター」も戦争映画だった。

しかし、「ハート・ロッカー」は、興業成績では「アバター」を抜けないだろう。広告の世界の「質の高いもの」と「楽しいもの」のポピュラリティの差かも知れない。

広告は、商品やブランドを「知らせる機能」から、楽しく「使ってもらえる機能」へ進化しているという仮説が展開されている「使ってもらえる広告」(須田和博著、アスキー新書)を興味深く読んだ。

情報が氾濫しているインターネット社会では、広告が「結末(新製品や企業情報)が、分かっている推理小説」になっている。

だから、商品や広告自体が”ブランディッド・ユーティリティ”として”複合的な楽しいメディア”になって、ユーザー・フレンドリーになるのが効果的と、著者は説いている。

ある意味「仕掛け、たくらみ」ありきの広告。今年のカンヌは、たくさん新部門が生まれたが、広告の完成度をほめる”クラフト部門”の新設が、この状況を説明している。「仕掛け」がない正統派のトラッドな視点で、広告を顕彰する部門だ。

キューピーヘッド9545764 「600%のセールスアップを果たしたビルボード」等、成功キャンペーンを紹介したQUALITY POINTのサイトが更新されましたので、ご案内です。

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